卓上ボール盤に自動送り装置を付ける 2

ボール盤改造の続きです。

 

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送りの上限、下限のリミットを付けていきます。

ドグとリミットの台座をプリント。

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リミットの取り付け穴が2mmなのですが3mmのネジを使いたかったので

ドリルで広げます。

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リミットスイッチを取り付けた状態。

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裏にナットに合わせた幅の溝を入れてナットが空転しないようにしています。

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操作パネルを作ります。

付ける機能は

・押してる間だけの自動送り

・ボタンを押すと下限リミットが付くまで送り自動で戻るサイクル

・深い穴用のステップ送り

電源電圧は12V。

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パワーが足りなかったので新たに購入したギア付きモーターです。

トルクが12kg/cmあるようです。

 

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モータードライバとArduinoを搭載した基板に接続。

かなりシンプルです。

取り付け穴の関係で基板は広めのものを使用しています。

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リミットをボール盤に取り付けます。

前回取り付けた部品にリミットを叩くドグをネジ止めします。

このドグの位置を調整することで下限位置、上限位置を決めることが

できるので、10mmの深さで止めたい場合などここを調整します。

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仮組みの状態。

色々テストを繰り返してなんとか動くようになりました。

人力と同等のパワーがあります。

しかし貫通時加工負荷が抜けたときに送りが早くなって

ドリルが引っかかることがあるので

送りのステップを調整しないと自動送りはまだ使えそうにないです。

これから調整していこうと思います。

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