しばらく放置してた放電加工機の実験を久々に行いました。
前回保護用抵抗の容量が少なすぎて燃えそうになっていたので
今回は抵抗の代わりに電熱器を入れました。
これで安心して100Vが扱えます。
あと前に油性加工液を使ったために悪臭が発生していたので
また水に戻しました。
水の場合電極の消耗が激しいのが難点です。
純水を使えばいいのかもしれませんがかなり大掛かりなシステムが
必要になってきそうで難しいです。
ポンプを使って加工点に加工液を吹き付けます。
これで加工点に金属スラッジが溜まるのを防ぐことができます。
ステップ送りでスラッジの掃けを良くする方法もあるのですが
現状のシステムではできません。
放電中の様子。
前よりかなり安定した放電ができています。
電熱器のおかげかな?
以下S45Cの角材に加工してみた写真です。
USB顕微鏡で撮影しました。
前回の水を使った加工よりエッジが残っているのが特徴です。
電極の形がはっきりしています。
しかし浅い加工のみで深い加工はまだできていません。
まともに加工できるようにするにはパルス、電流など調整するように
しないと難しそうです。
ハンコ程度ならできるかな?
改良が進んだらまた投稿したいと思います。