簡易放電加工機 EDM 試作

CNCフライス作ろうと思ったたのになぜか放電加工機作ってました。

どうもJETです。

休み前に放電加工機自作できないかなーと思って色々ネットで調べていました。

情報が少なくいまいちよくわからなかったのですが

なんと放電加工機の作り方が載っている本をみつけて速攻注文。

IMG_2280

よくあるトコトンやさしいシリーズの放電加工の本です。

早速開けてみると10ページ目で

「とりあえずまあ作って体験してみれば放電加工ってどういうものかわかるよ!」

と言った感じで簡単な作り方が載ってます。

作り方と言っても簡単なものなので本を買ってみようと思う人は期待はしないように・・・。

(しかし面白い本なので興味ある人にはおすすめです。)

100Wの抵抗さえあれば家にあるもので作れることがわかったので

抵抗を注文。

 

IMG_2275

100W10Ωです。著者はホーロー抵抗を勧めています。

とにかく休日に作ってみたかったのでアマゾンで購入できるやつを買いました。

可変の必要はないです。

 

 

CIMG0131

※こんな危ない繋ぎ方真似しないでね

手元にあったフィルムコンデンサ2.2μF250Vを3つ並列に繋ぎ

抵抗に接続。

CIMG0140

 

電源装置から直流70Vを入力。多分こんな感じ・・・。

電気詳しく無いので間違ってるかもしれないので当てにしないようにw

CIMG0139

送りステージにプロクソンフライスを使用します。ボール盤でもできそうですが

微動ができないのでねじ等で送れるように改造する必要があります。

真鍮棒(銅の方がいい)に絶縁テープを巻きチャックで把握。

プラスチックのタッパーに適当な油(油だと燃える可能性があるので水の方がいい)

をいれ手動送りで加工してみました。

それっぽい放電が起きてます。なんとなくどういう感じの加工なのかわかったところで

自動で送るようにすることに。

自動で放電間隔を調整する回路図も本に載っていたのですが部品がなかったので

Arduinoで作ることにしました。

IMG_2276

前にステッピングモータードライバの実験用に組んだセットとスケッチがあったので

流用することに。

本の通り極間電圧を分圧して5V以下まで落とし

Arduinoで読み取りステッピングモーターを制御します。

電極が加工物に近づき設定電圧以下になるとステージ上昇、

電圧が設定電圧以上になったら下降と言った感じで制御します。

手動上昇下降ボタン2つと自動ステップモード切り替えボタンをつけて動作させます。

ボタンを押すと電極が上下し放電間を調整します。

加工物はS45C(鋼)です。

止めるまでこの動作を延々と繰り返し加工していきます。

 

IMGP0275

数分加工してみたらこのようになりました。

少しですが確かに彫り込まれてます。

今度は水で試してみました。

煙っているのが融けた加工物です。

CIMG0137

20分ほどで真っ黒になりました。

廃液処理なども考えないといけませんね。

IMGP0276

20分でどれくらい切り込めるか試してみたのですが電圧60V電流は3~4Aで

深さ1mm加工できました。

加工状態が汚いので色々調整が必要なようです。

1日で本を斜め読みして作った加工機ですがそれっぽい動作をさせることができました。

さらに研究して詳しい作り方など公開できるようにするつもりです。

飽きなかったらですけど・・・。

P.S

本の最後に「一家に1台放電加工」の時代がくる?と何処かで聞いたフレーズが

あって吹きました。その発想はなかったですw

Pocket