エアー圧で真空を発生させる真空エジェクタという装置があるのですが
構造が3Dプリンタで作るのに適しているので作ってみることにしました。
CADで設計した断面図はこんな感じです。
下の穴からコンプレッサーのエアを入力。
左向きに空いている8箇所の2mmのノズルからエアーを噴射すると
筒右側に負圧が発生し吸い込むようになります。
今回作るのは画像のようなバキュームブロワガンというものに近いです。
そしてできたものがこれです。
エア入力側にはPT1/4タップを立ててカプラをつなげるようにしています。
ノズルの写真。
最大24mmのものまで吸い込めます。
試しにねじなどを吸ってみました。
エアーの消費が激しいので家で掃除機として使うには実用的ではないですが
原理としては面白いです。