圧電マイクロブロアを使ってエアポンプを自作 2

前回の続きです。

 

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エア圧が上がらない原因を調べて見たところ単純でした。

3Dプリントの積層目の間からエアが漏れていたのが原因(*´∀`*)

水を少量かけたら気泡が出てきたのでわかりました。

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アロンアルファで全体的に隙間を埋めてヤスリで削りました。

これぐらいやれば密閉できるはず。

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問題なくエアがでるようになりました。

独特のシューーーーという音がします。

箱に納めればほぼ無音状態になります。

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この仮組み状態での回路です。

昇圧モジュールの電圧は18Vに設定。

24時間体制で動かしてみるとオーディオアンプは

37℃まで上昇しました。

放熱の必要はなさそう?

部品は秋月で揃います。↓

昇圧型スイッチング電源モジュール

オーディオアンプIC NJM386BD

圧電マイクロブロア MZB1001T02

積層セラミックコンデンサー 0.1μF250V

カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W 1Ω

USBで電源供給する場合はコネクタがあったほうがいいです。

電源用マイクロUSBコネクタDIP化キット

 

抵抗は参考サイトの回路図では

抵抗が1Ωでしたが手元になかったのでとりあえず4.7Ωを使用しました。

※追記 

1Ωの抵抗が届いたので回路図通りに替えてみたのですがエアが出ず

色々変更するも4.7Ωが一番流量が多かったのでそのまま使用しています。

 

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基板に移植。

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ケースは手持ちのものに入れることにしました。

プラスチックケース SW-120S

うまく配置すればかなり小さいケースに入れることができます。

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こんな感じに入れました。

スッカスカです。

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ケースに入れて蓋をしようとしたら入らねえ(; ・`д・´)

 

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コンデンサと可変抵抗が邪魔してました。

小型化する場合は予め倒してはんだ付けしないと駄目ですね。

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外すのも面倒なので蓋をドリルでさらって閉まるようにしましたw

 

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完成状態。

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最初に使ってたこのエアストーンをそのまま使おうとしたのですが

エア圧が低いせいか使えませんでした。

そのため実験のときに使ってたこのタイプに交換。

問題なく動いています。

細かい気泡がほしい場合多段化するなどしてエア圧を上げないといけないですね。

ただそうなった場合結構お金がかかります。

今回のでも製作費2000円以上かかってます。(エアポンプ買える)

実用性と安さなら普通のエアポンプを買ったほうが良さそうですw

耐久性などをこれから調べて行く予定です。

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