モノタロウで買ったアナログタイプのハイトゲージです。
買って5年位経つのですがデジタルタイプに使い慣れてると
ゼロ点機能が欲しくなってきます。
そろそろデジタルハイトを買おうかと思ったのですが
300mmクラスのハイトゲージだと4~7万くらい(´ε`;)ウーン…
測定ではなく基本ケガキ用に使うだけなのであまり精度もいらないということで
これをデジタル化してみることにしました。
デジタル化するためにはデジタルスケールが必要です。
安価で実績のあるシンワの300mmデジタルノギスを購入しました。
フライス盤のZ軸測長に使っているものです。
プロクソンのルーター用ミニ切断砥石でノギスのジョーを切断します。
室内だとグラインダーが使えないので焼入れ鋼の切断など大変です。
(前に作った高速切断BOXでは複雑過ぎて切れない)
ちまちま切ってなんとかできました。
こういうユニットのみのやつをもっと売って欲しいですね。
結構売れそうですけど・・・。
ハイトゲージを分解します。
といってもイモネジ一個で止まってただけなので緩めて外すだけです。
ただめちゃくちゃ硬かった・・・w
ベースをフライス盤にセットしノギスを固定するための溝を入れます。
鋳鉄なのでサクサク削れました。
次にアルミ材を加工してスペーサーを作ります。
裏返して加工。
こちらにハイトの柱が入ります。
H型の部品が完成。
次に45C材を加工してハイトゲージのスライダとノギスのスライダを連結する
部品を作ります。
久々に稼働する自動送り装置(写真じゃわからない
ゴミみたいですが部品完成です。
ベースに空けた溝にノギスを差し込みアロンアルファを流し込みます。
ノギスとハイトの柱の間にスペーサーをアロンアルファで固定。
スライダも同じように接続しアロンアルファで固定。
隙間がほぼ無いのでかなり強固に接着されます。
耐久性はわかりませんが・・・w
そして完成です\(^o^)/
ハイトゲージとノギスで2万円くらいなので結構安上がりですが
ノギスを流用したハイトよりは頑丈でしっかりしてます。
なかなかいい感じにできたのですがスライダが持ちにくいのと
固定ネジが回しにくくなってしまったので若干改良が必要です。
次回3Dプリンタを使って改良部品を製作したいと思います。
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