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集じん機製作3

どもです。

前回の更新からかなり試行錯誤してようやくそれっぽい物ができました。

途中から写真取るのがめんどくさくなったのでざっくりとしか紹介できませんが・・・w

 

 

まずケーシングの改造です。

砥石を止めるためのプレートがありそのままではケーシングと接触して

固定できないので

 

 

ボール盤にエンドミルをつけてポケット加工しました。

MDFなら容易に削れると思ったのですが結構固く

材料が持っていかれる事があり危険なのでやめたほうがいいです。

 

 

 

前にボール盤モーターで回した時に気になっていた騒音があったのですが

どうも舌部がインペラに近すぎてエアサイレンと同じ構造になっているようです。

 

 

インペラの位置をずらすことができないので舌部の形状を色々変えてみた結果

雫型の部品をくっつけることで騒音を抑えることができました。

 

 

最後に蓋をネジ止めして排気装置の完成です。

 

 

次にサイクロンの製作です。

サイクロンのあの円錐を再現するのにはカラーコーンが手っ取り早いので購入。

よくある赤は見栄えが微妙なので黒のコーンを買ってみました。

あかに比べて少々高いですが・・・。

 

 

 

 

カラーコーンにつなぎ目のような線が入っているのでそれに沿って先端と土台をカッターで切断したあと

必要な長さをハイトゲージでケガキ、切断。

上の300mmほどの距離を使用します。

 

 

 

円錐コーン内の排気口の方に50Aの塩ビパイプを取り付けます。

長さ100mmほどです。

これがないと吸った塵などが集塵されずそのまま排気されてしまいます。

なにげに重要な部品です。

 

 

ペール缶とサイクロン部分は接合せず起動時の陰圧で密着するようにします。

密閉するのに手元にあったクッション材を巻いてみたところうまく機能してくれました。

 

 

 

 

とりあえず完成したサイクロンです。

この状態で試しに集塵してみたのですが吸い込みがまだたらない・・・。

だいぶパワーアップはしているのですが・・・。

 

 

そこで両頭グラインダの余っているもう一つの軸にもインペラをつけ

2段で排気することにしました。

作業手順は最初に作ったのと同じ手順です。

ケーシングのポケット加工はボール盤でやるのをやめCNCフライスでポケット加工しました。

 

 

 

 

さすがCNCフライス。綺麗ですw

 

 

MDF板がもうないのでケーシングの側板はプラバンで製作。

最初からこれでやればよかった・・・。

 

 

回転が逆なのでインペラのモデルを反転プリントして取り付けます。

 

 

蓋して、、、

 

 

 

塩ビパイプで1段目と2段目を接続。

見た目がやばいです。

なんだこれ。

 

 

サイクロンに排気装置を直結するためにちょっとかさ上げ。

ホースで接続するとロスが大きい気がするので。

 

 

 

クランプで固定して完成です。

 

 

ボール盤と比べるとこの高さ。

全高1100mm、重さ20tとかなりでかいです。

まだまだ弱いですが一応集じん機として使えるようになりました。

アルミ切粉や木粉なら吸い込めます。

あと問題だった騒音ですが60dbほどで掃除機のような甲高い風切音がなく音を気にせず使えそうです。

 

インペラの改良で吸引力が上る可能性があるので気が向いたら改良しようと

思います。

jetnasa

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jetnasa

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