Categories: ガスバーナー

ガスバーナー自作

どもです。久しぶりに火力系の工作をしたくなったのでガスバーナーを作ることにしました。

昔何回か作ったことがあるのでその記憶を頼りに作ります。

燃料はカセットガスを使用するようにします。

まずカセットガスボンベとバーナーをつなぐアダプタを作ります。

※これはガス漏れ等あると危険なのでお勧めできません。  

製作される場合は自己責任でお願いします。

φ16mmの真鍮を用意。

5mmの穴を深さ5mmくらい開けてさらに3mmのドリルで15mm穴あけ。

そのあと前に自作した極小ボーリングバイトでOリングを入れるための溝を切ります。

溝はこんな感じ。

3Dプリンタでボンベと接続する部品を製作。

スティックのりが切れていたのでちょっとゆがんでしまいました。

 

六角の穴にはナットを埋めます。

長さが足りなかったのでモデリングしなおして再度出力。

製作した部品とガス流量調整に使うノブです。

モノタロウで売っているノブスターM6用を使います。

ノブは作ってもよかったのですが結構余っているのでw

真鍮部品の加工がまだありますがこのときワンタッチジョイントの選定ができてなかったのでとりあえず組み、プリントした部品を接着しました。

さっき切削した真鍮部品のなかにはOリングをはめます。

ワンタッチジョイントを購入し届いたのでそれにあわせて

真鍮部品を加工。

ジョイントは4mmチューブ用M6ネジのものを使用しました。

チューブはピスコのポリウレタンチューブ赤を使用します。

20m1000円ほどです。

アダプタができたのでバーナー本体の製作です。真鍮丸棒を削り、

突切こんな部品をつくります。

中には深さ30mmほど6mmの穴を開けてあります。

このあと掴み替え反対側からは5mmの穴(タップをあとで切るため)を途中まで開け6mmと5mmの穴の間に5mmほど壁が残るようにします。外径の溝の端に丁度この壁が来るように作ります。

最後に0.5mmのドリルを使用しノズルを作ります。折れやすいので慎重に作業します。

貫通した穴。

ボール盤で空気穴を開けます。

さっき開けたノズルから噴出したガスに巻き込まれ、ここから空気が吸い込まれるような形になります。

φ16mmのステンレスパイプを圧入。バーナーの先端です。

旋盤であけた5mmの穴にタップを切りワンタッチジョイントを付ければバーナーの完成です。バーナー本体は2時間くらいでできました。

 

全体像です。

自由に固定できるバーナーがほしかったので調整器とバーナーを分離した形になりました。

実際に火をつけてみるときれいな青色炎が出てきました。市販品とほぼ変わりなく十分使えそうです。

暗闇で撮影するとアフターバーナーみたいでなかなかきれいです。

アダプタができたのでいろんなタイプのバーナーを

作ってみようと思います。

jetnasa

Share
Published by
jetnasa

This website uses cookies.