ども~JETです。前から練っていたマグネットポンプの構想が固まったので昨日から試作に取り掛かっていました。
マグネットポンプって何ぞやって人はググって見てください。
とりあえずここで簡単に説明するとモーターの軸とインペラが磁力でつながれているポンプです。
モーター部とポンプ部が完全に隔離されるためOリングなどで軸受けからの水の浸入を防ぐ必要などがありません。
構造がが簡単なので3Dプリンタで作ることができます。
適当にモデリングして5つほどパーツを作ります。
まずインペラ。
ブレードの間のスペースには磁石を埋め込むくぼみを付けてあります。
右からモーターマウント、モーター側のマグネットを付けるディスク、
ケーシングあと別に蓋があります。
ケーシングは隙間があると液が漏れるのでアセトンで表面を溶かして隙間を埋めておきます。
インペラなどに磁石を埋め込みます。
今回使用したのはφ10mm、厚さ3mmのネオジム磁石で
8つ使用しました。
取り付けはN極 S極を交互に変えて回転方向に反発するようにとやってみました。 (後々失敗だと気がつく・・・)
すべての部品を仮組みした状態です。色々まだ無駄が多くでかいですが試作なんでこんなものでしょう。
モーターはマブチRS-380を使用しています。
乾電池2本で運転してみました。なかなかいい感じで動いてくれたのですが4本で駆動すると水中に入れた瞬間インペラが回転についてこれなくなり機能しないということが起こりました。
原因は磁石の極を交互に反転して取り付けたことみたいで一度ずれると回転を止めるまで磁石が引き合わされないのでインペラが回らないということになったみたいです。磁石は瞬間接着剤を流し込んで強固に固定してしまったのでおそらく取れないでしょう。余計なことしなければよかった・・・。 これを元にさらに改良していこうと思います。
【追記】このあと磁石をはずして極を同じにしてやってみたのですが逆にまったく回らなくなってしまいました。元々の方法であってるみたいです。ついていけないのは磁石の取り付け方や距離なんかが色々関係しているようなので研究が必要みたいです。
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