アーク溶接が使えると工作の幅が大きく広がるので
なんとか室内でできないかと色々模索してました。
サンドブラスト用のボックス内で溶接すれば
スパッタの飛散とヒュームが防げるのでは無いかと思い
一か八か試しにやってみることにしました。
100Vのノンガス半自動溶接が意外と使えるというので
スズキッド アーキュリー80LUNAⅡを購入。
ノンガスタイプなのでCO2などのボンベが必要ないのがいいです。
電流は40~75Aまでなので大物の溶接には向かないですが
小物、薄物の溶接にはちょうどいい電流だと思います。
中身はこんな感じです。
ワイヤーブラシと溶接ワイヤーが入っています。
サンドブラストのボックスはイリイ サンドブラスト TR-135SB を購入。
ボックス内のスペースは 横570mm 縦450mm 高さ270mmあるので
趣味で小物の工作する分には十分だと思います。
溶接の煙を排気する必要があるのでダクトファンとダクトも購入。
棚に取り付け。
そのまま排気すると火花がダクト内に入り火災になる可能性があるので
一旦排煙を水に落とすようにします。
ブラストボックス吸気口の金具に合わせて穴あけ。
ココから排気を吸い込むようになります。
コッピングソーで蓋を切り抜き。
塩ビパイプを入れて完成です。
塩ビ管が浸からない程度に水を入れて稼働させます。
あとは塩ビパイプからファンまでダクトをつなぎ、
排気を外に出す用にダクトを窓まで引きます。
溶接の様子。
試し溶接。
汚い( ´ ▽ ` )
電流が低いのでベアリングのアウターレースににボルト溶接したりもできます。
基本フル溶接するほどの強度が必要なことがないのでこんな感じに
点付けでもいろいろ作れます。
ボックスに付属のゴム手袋ですがかなり分厚いのでそのまま溶接に
使うことができました。
嬉しい誤算です。
ただ長時間溶接したり溶接後のものを持ったりすると
溶けてしまうので注意。
とりあえずこんな感じで溶接はできたのですが
フィルタ無しでそのまま外に排気したところ
煙が想像以上にすごかったので現在は使ってないですw
市販の空気清浄機を通して排気するようにできないか検討中。
排煙対策が終わったらまた使おうと思います。
以下購入品
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